金魚のフィギュア
ワンダーフェスティバルに参加!!
いきなり何のこと?と、思われる人が大半だと思います。
わたし自身が一番おどろいていますから・・・。
左上の2種類の金魚のフィギュアは
実はわたしがつくりました。
左の絵は江戸時代の絵師
歌川国芳(くによし)がかいた
‘金魚づくし~さらいとんび’です。
国芳は、このように金魚を
‘擬人化’した絵を
8枚ほど残しています。
今から1年位前
ネットで金魚のことを調べていて
この絵をみつけました。
その時にちょっと
「この金魚をフィギュアにしたら、楽しいだろうなぁ」と
思っていたのです。
それが今回
年2回開催されている‘ワンダーフェスティバル’という
フィギュアや模型の祭典で
「せっかくだから、つくって売ってみない?」と誘われまして。
でも、ワンダーフェスティバルといえば
‘あやしげなポーズをとった女の子のフィギュア’とかばかり
注目されがちなので
(実際友人に話したら、ヒカれてしまいました・・・)
正直、ちょっと悩みました。
でも、せっかくの‘チャンス’!
製作日数は1ヶ月ちょっとでしたが
みんなに助けてもらいながら
ようやく写真の2種類を完成させて
事前の宣伝はゼロ♪
の状態で当日を迎えました。
これは作品名‘おんぶ金魚’。
金魚の親子です。
金魚の足元に描かれているのは
‘満月’。
俳人 小林一茶の
「名月を とってくれろと 泣く子かな」
という俳句から ヒントをいただきました。
この作品は、おかげさまで完売いたしました!
こちらの作品名は‘ぢいぢい’。
字のとおり‘おじいさん金魚’です。
‘ち’に濁点をつけたほうが
明るい感じがしていいかな? と思って。
それにしても、通りすがりの人たちの反応は、楽しいものでした。
まず、ちゃんと‘金魚’だとわかってもらえたことに感動!
そして、買っていただけたことに感動!です。
今度は来年2月。
また挑戦してみようと思います。
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