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2005年8月

2005.08.25

金魚のフィギュア

              

DSC01205
DSC01198ワンダーフェスティバルに参加!!


いきなり何のこと?と、思われる人が大半だと思います。
          わたし自身が一番おどろいていますから・・・。
    
                   左上の2種類の金魚のフィギュアは
                   実はわたしがつくりました。       

         
gijinka_kingyo_sarai        左の絵は江戸時代の絵師
       歌川国芳(くによし)がかいた
       ‘金魚づくし~さらいとんび’です。
       国芳は、このように金魚を
       ‘擬人化’した絵を
       8枚ほど残しています。

       今から1年位前
                ネットで金魚のことを調べていて
                この絵をみつけました。
       
                 その時にちょっと
       「この金魚をフィギュアにしたら、楽しいだろうなぁ」と
                 思っていたのです。

       それが今回
       年2回開催されている‘ワンダーフェスティバル’という
       フィギュアや模型の祭典で
     「せっかくだから、つくって売ってみない?」と誘われまして。
               
                
   でも、ワンダーフェスティバルといえば
   ‘あやしげなポーズをとった女の子のフィギュア’とかばかり
    注目されがちなので
   (実際友人に話したら、ヒカれてしまいました・・・)
   正直、ちょっと悩みました。


                でも、せっかくの‘チャンス’!
                製作日数は1ヶ月ちょっとでしたが
                みんなに助けてもらいながら
                ようやく写真の2種類を完成させて
                事前の宣伝はゼロ♪
                の状態で当日を迎えました。

DSC01203
                 
      これは作品名‘おんぶ金魚’。
     金魚の親子です。
     金魚の足元に描かれているのは
     ‘満月’。
     俳人 小林一茶の
    「名月を とってくれろと 泣く子かな」
             という俳句から ヒントをいただきました。
             この作品は、おかげさまで完売いたしました!

DSC01199

    こちらの作品名は‘ぢいぢい’。
    字のとおり‘おじいさん金魚’です。
    ‘ち’に濁点をつけたほうが
             明るい感じがしていいかな? と思って。

 それにしても、通りすがりの人たちの反応は、楽しいものでした。
 まず、ちゃんと‘金魚’だとわかってもらえたことに感動!
そして、買っていただけたことに感動!です。
今度は来年2月。
また挑戦してみようと思います。 

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