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2008.09.18

『金魚づくし』に会いに行きました。

2ヶ月続けての上京です。

目指すは『金魚づくし』。

行きの新幹線の中では
腹ごしらえをし
車窓からの眺めを楽しみ
時々眠り
いつもより到着が早い気がするほど
すでに気分は盛り上がっていました。

新幹線から山手線へ乗り換え
相変わらずな人ごみの中
太田記念美術館へ一直線です。

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指が写り込んでいるのはご愛嬌。
太田記念美術館の入り口です。

ここは
通常‘土足禁止’という
ちょっと珍しい場所です。
下駄箱は木製で古風(カギつき)。
スリッパに履き替えての鑑賞となります。

なので
特に女性の方は
ロングブーツや素足の場合
ちょっと要注意です。

そして
来館者が大勢になると
当然のことながらスリッパの数には限りがあるので
そんなときは「土足でどうぞ」。

かなり‘おおらか’。

わたしは
遠慮せずに土足で。

こじんまりとした館内は
一階と二階に分かれています。
一階の中央には
日本庭園風な‘休み処’が設けられ
(もちろん館内は飲食禁止。)
二階へ通じる階段があります。

一階の入って左手には
‘ロングな床の間’風の畳の間。
ここでは
さすがにスリッパも靴も脱いで鑑賞です。
今回は
太田記念美術館所蔵の
肉筆浮世絵の軸が掛けられていました。

さて
お目当ては『金魚づくし』。
一階を見渡してみたけれど
(見渡せるほどの広さなのです)
見つからず。

写楽も北斎も後回しにして
二階へと急ぎました。

そして
初のご対面です

まず最初

金魚の大きさが
わたしの作品とほぼ同じなのには
驚きました。

それからは・・・
ひとりで熱く盛り上がっていましたよ。
金魚の前に人がいなくなると
すかさず近寄り
穴があきそうになるくらい
目が寄り目になるくらい
まばたきも惜しんで見ていました。

この日は前期の最終日だったので
『さらいとんび』『酒のざしき』『にはかあめんぼう』
『まとい』が展示。

どれも色が鮮やか。

『酒のざしき』の金魚は
(わたしの作品名では『酔いどれ』)
目の据わり具合といい
口のゆがみ加減といい
‘武者絵’を彷彿とさせるような迫力を感じました。

わたしの作品は
まだまだ‘はじけよう’が足りませんね。

(長文になるので
 続きは次回に)

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コメント

杏仁 仲斑さん
はじめまして。
金魚の泉へようこそ!

お返事がすっかり遅くなり
申し訳ありません。

杏仁さんは
17日に行かれたのですね。
わたしも同じ日に行きましたよ。
どこかで
すれ違っていたかもしれないと思うと
なんだか楽しくなりました。

当初の予定では
全期間『金魚づくし』は7作品
展示されることになっていたので
前期と後期に
展示が分かれると知った時は
わたしも正直ガッカリでした。

ただし
わたしは行く前に知ったので
当日会場で知った杏仁さんは
もっとガッカリされたでしょうね。

ぜひ
前期の作品も楽しんでいただけるよう
デパートでの展示がありますよう
お祈りしています。
(わたしも
 もう一度見たいですしね

投稿: 泉鈴(せいれい) | 2008.09.25 10:51

わたしは、17日に行ってきました。
『金魚づくし』魅力的でしたね☆

ただ、17日から丁度≪前期・後期≫の入替だったらしく…。
前期分の展示物。。。勿論『金魚づくし』の半分が生で観ることが出来ませんでした…。
『さらいとんび』『酒のざしき』『にはかあめんぼう』
『まとい』…
とても残念ですっ

デパート展示で観られればと、淡い期待をしていますw

次回日記も楽しみにしています。

投稿: 杏仁 仲斑 | 2008.09.19 19:18

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