ちなみに
こちらで販売されている
国芳の絵ハガキ。
切手を貼る部分は
‘踊る猫’印でございます。
せっかくの猫踊りを
切手なんぞで隠しては勿体ないので
貼る時は
猫の下に切手を!ぜひ!
さて
右へ進んでいただきますと
作品保護の為
少々暗めの照明の中
木箱が見えてまいります。
これは
当時(江戸時代)
浮世絵が販売されていたであろう
店頭の様子を再現したもの。
仕切られた浅い木箱の中にある絵を見ると
思わず「これちょうだい!」と
言いたくなります。
武者絵
風景
美人画
子供の絵
西洋の絵画の影響を
色濃く受けたと見える絵等々
手前のガラスにお気をつけて
ゆっくり見て下さい。
ガラスといえば
熱心に見入ってしまうと
つい近づきすぎて
ガラスに鼻やおでこをぶつけた経験
多くの人が持っていると思います。
こちらの美術館でも
時折鈍い音がしていました。
万が一
そのような事態になっても
慌てなくて大丈夫です。
スタッフの方が
ガラスの‘曇り’にも気を配られ
わたし達の鑑賞の妨げにならない様
頃合いを見計らって
そっと拭って下さいますので。
そうは言っても
ぶつかっては痛いですから
どうぞお気をつけて。
この展示会場内
‘静粛’という言葉は
ある意味似合いません!
誰かと一緒に見ていても
ひとりで見ていてもやっぱり
感想が
つい
口から出てしまいます!
もちろん
場所柄
あまり大声はいけません。
でも
小声なら
許されてしまう
そんな空気がここにはあります。
むしろ
無言で居られることを
嫌っているような気さえします。
わたしも普段は
展示室内で話し声を聞くと
「静かにしてちょうだい」と言わんばかりに
眉間にシワを寄せるのですが
ここではむしろ人の声を聞くと
「あ
あの人
ひとりであんなにウケてる」とか
話している内容を小耳にはさんでは
「そうそう!
そこがおかしいよね~」とか
何だか身内が褒められている気がして
とても楽しく感じます。
わたしもひとり
歩みを進めているうちに
とうとう‘ツボ’にはまってしまいました!
その絵は
作品番号31『五行之内 西瓜の水性』です。
この女の人
あまりにも自分に似ているような気がして
見れば見るほど笑えるんですよ~。
食べる前に
西瓜の種を指で取り出すしぐさといい
(実際わたしも
スイカを食べるときは先に種を取ります)
その表情と言い
これ
わたしです。
自己紹介の写真を
これに替えようかしらん
(結構本気で考えています)。
さて
次からは
後期の展示作品
数点・・・
いや十数点?!について
気付いたことを記していきます。
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