『没後150年 歌川国芳展』その3。
さて
では絵を見た感想などを・・・と思ったけれど
「とにかく見て頂戴」の一言で
十分な気が
いや
それもあんまり素っ気ないので
やっぱり書き記しておきます。
ひとつひとつについて書くと
日が暮れるどころか
年も明けそうなので
数点のみ。
絵のお題だけでは
打ち間違いがあるかもしれないので
図録番号も記します。
図録番号103
「和漢準源氏 蓬生 桃太郎」
よく見ると
鬼の足元に‘もぐさ’の包みらしきものが。
お題の「蓬生」は「よもぎゅう」と読むので
‘よもぎ’のお灸をすえられているのかも。
何だか良い香りが漂ってきそうですが
当の鬼は
あまり気持ちよさそうに見えません。
わたしは子供のころ
祖母に「やいとをするよ!」と
何度言われたことか。
(やいと=お灸)
そんなに
悪いことをした覚えはないのですが
常套句のように言われましたね。
子供を脅してはイケマセヌ。
図録番号108
「周易八卦絵 震雷」
雷様の目が笑えます。
手に持っているものが
昔の子供向け番組
『ロンパールーム』で使っていた
おもちゃにそっくり
いや
おもちゃのほうが
これの真似をしたことになるのかな?
(『ロンパールーム』と書いて
何人の人に伝わるのか
ちょっと気がかり)
図録番号156
「五代目市川海老蔵」
直筆です。
しかも顔の部分を書きなおしてあります。
やっぱり
書きなおすことがあったんだなぁ~と。
(摺りあがったものでは
そんなことは全然わかりませんからね)
ちょっと距離感が縮んだ気がする
(なんて書くと
大げさな気がするけれど)。
この作品は後期も展示予定です。
さて
このあたりで一区切りして
続きは次ページということで。
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