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2011.06.01

6月になりました。

こんにちは。

「来月のワンフェス」と
言える頃となりました。

先週末
台風が迫りくる中
行ってきましたよ
大阪の国芳展(後期)に。

ちょっと話をそらしますと

某所にて食した
「オム」と名前が付いているのに
卵の下は
ただの「白ご飯」だったランチに辟易
(これが‘大阪では当たり前’だとしたら
 そう受け止めますが
 ぬるいランチは
 空腹を妙なもので満たしてしまったという
 そんな感じばかり残りました)。

夕食には
ありがたいことに
大変結構な点心を堪能。
地元に同じお店がなくて
結構残念なくらい気に入りました。
(調べてみると
 東京に発見。
 ワンフェスの時に行こうかな?
 あ
 でも
 たいめいけんに行きたいんだよなぁ~。
 ご飯が白くないオムライス熱望。
 榮太郎の食事も気になるし。
 あ
 銀座にも用事があるから
 久しぶりに煉瓦亭にも行きたいな。
 それとも
 鳥ぎんで鳥丼かしら。
 木村屋に行けたら
 動物パンが欲しいなぁ~。
 たこパン
 わたしファンなんです。
 あんぱんも好きだけれど。
 甘いものと言えば
 新橋の新正堂で‘義士ようかん’買うの
 忘れちゃいけないよ。)

以上
日々のわたしの活動に
どれだけ食事が重きを置かれているか
ほんの一幕でした。


国芳展後期。

天気が悪いとはいえ
おそらく人出は少なくないと思っていましたが
やっぱり!
なかなかの混み具合でした。

わたしが到着したのは
開館してから30分くらいだったので
みなさんは
最初の辺りにズラリと行列。

展示室の入り口には
前期では見かけなかった
会場見取り図がありました。
主だった作品の展示場所が記されていて
初めての方には重宝。
でも
初めてではない方も
持ち歩くと重宝しますよ。
なぜなら
見取り図の反対側には
宿場の名前を猫の様子でもじった
『其のまゝ地口猫飼好五十三疋』の
読み方が載っていますから。

後期になってから
作品のほとんどが入れ替えされていましたが
わたしは当然
猫まっしぐら・・・ならぬ
金魚まっしぐら。
どんどん通り過ぎて
いきなりお目当ての『ぼんぼん』の前へ。

余白が
ばっさりカットされている様は
なかなか斬新。
(他にも
 三枚で一つの絵の中には
 あきらかに‘ゼムクリップ’で
 止めてあった跡の見える絵もありましたよ。
 まぁ
 バラバラになる恐れは減りますけれど
 湿気でサビが出るところまでは
 想像できなかったので・・・しょうね。)

とにかく
ぽよんぽよんしていて
かわいい絵です。
ソフビで作ったらピッタリかも。
(いや
 だからといって
 ソフビで作りませんよ。
 わたしが作る時は
 いつも通り‘無発泡ウレタン’ですからね)

マシュマロで作ってもいいかも。
(マシュマロって
 どうやって作るんだっけ?
 でもあれ
 のどが渇くんだよね。
 単に食べすぎ?!)

・・・とにかく
絵を前にして
大変想像が膨らみました。
宇宙並みに膨張中。

ここの会場では
クスクス笑っても許される。
多少のおしゃべりは
絵を見るのに邪魔になるどころか
なんだか
かえっていい感じがしました。
だって
この絵が日常にあった頃は
誰もが手にとって
わいわい楽しんでいたのだから。
黙って静かに見ているより
そっちのほうが似合ってる。

大阪だから・・・というのもあるのかな。

大阪の人ばかりが
会場にいたわけではないと思うけれど
大阪の人
みんなが‘お笑い好き’とも思わないけれど
東京の浮世絵展とは
また一味違った空気がありました。

車で走るには
違法駐車がとっても邪魔だし
ご飯の白いオムライスには
やっぱり納得がいかないけれど
地図を見ていたら
頼まなくてもすぐに道案内をしてもらえたり
美術館のチケットを買っても
「いつもありがとうございます」と
たとえ商売でも言ってもらえたり。
国芳展のチラシは取り放題だし?!

始まりが大阪でヨカッタ。
個人的には
車で行ける距離だったことも
大変有り難かった
(ついでに高速道路が土日1000円の時で
 本当によかった。
 今月19日で中止になりますからね)。


美術館では
国芳展のポスターを売っていますよ。
これも前期に行った時は
見かけませんでしたから
後期になってからかな?
大きいのが500円
小さいのが300円。
美術館入り口正面にある階段横の
小さな売店にて発売中です。

そういえば
ポスターと同じデザインのハガキ
(フライヤーと言うのかな?)を
道を歩いていて見つけました。
しかもこれ
入場料が100円引きにしてもらえます。
(でも
 これで割引してもらうとき
 おそらくハガキは回収されちゃうので
 手元に残しておきたい人は
 複数いただいておきましょう)。

大阪での国芳展は
6月5日までです。
興味のある人は
心残りのありませぬよう。

それではみなさん
6月も
どうぞお元気で








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コメント

achamo-orangeさん
こんにちは。
興奮の度合いが
コメントの時間に現れてますね。

無理もありません。
わたしだって
大阪では不審者並みに
美術館内を右往左往
金魚尽くしの前では
穴があくほどの真剣なまなざしで
他の人を寄せ付けませんでしたから。

太田記念美術館は
いま武者絵と妖怪でしたね。
先日家族が
「最後の1枚だった」と言って
青いチラシを取ってきてくれました。
こんな遠いところまで
チラシを届けてくれて
ありがたいことでございます。

後期は
ちょうどワンフェスと重なるので
もちろん行く予定。
チラシにある雀は
きっと後期なので
今から楽しみです。
(この絵は
 神保町の某店で
 見たことがあるのですが
 大変結構なお値段でした。)

義士ようかん
どの人を購入予定でしょうか。
わたし
迷って迷って困ってます。
全員購入して
討ち入りの日に向けて
カウントダウンのように
一つずつ頂くのも
酔狂でいいと思うのですが
それをすると
懐は軽く
体は重くなりそうで・・・。

投稿: 泉鈴(せいれい) | 2011.06.02 16:26

こんにちは~!
大阪の国芳展、大好評のようですね!
東京に来るまでには
あと半年以上待たなくちゃいけません…

私は太田記念美術館の「歌川国芳展」の初日に突撃してきました。
府中や川崎に出ていなかった作品が多く出ていたし、
国芳がらみの美術書で見たことのない作品もあって
大興奮のあまりこんな時間まで起きています

東京の新聞でもこないだ掲載されていた
義士ようかんを、
新橋を通ったのに買えなかったのだけが心残り…。
たまたま思いがけず新橋を通りかかったので
場所がわからなかっただけなんですけど。
今度はちゃんと地図と余裕を持って行きたいです。

投稿: achamo-orange | 2011.06.02 04:30

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